ここから本文

こどもの居場所 育~Hug~開設

この度、令和5年1月8日より「育~Hug~(ハグ)」の名称で開設する運びとなりました。

開設に先立ち、地域の皆様に周知と理解を深めて頂く為、各地域のふれあいセンター等を回る宣伝カーの運行を行います。

★詳しくはコチラ★

育~Hug~(ハグ)について

つながり続けることを重要な目的とし、伴走支援的に、具体的課題解決に向けて地域の諸資源と子どもを適切に繋げていく。居場所の「子どもと繋がる機能」「子どもを支える機能」は、決して子どもが「繋げられる」「支えられる」だけでなく、子ども同士でケアしあう関係性や、時として支援者である大人自身も子どもにケアされる対等、互恵的な関係性の中で、子どもの自立心の基盤が育まれることにも期待する。

 

居場所の持つ機能

  • 子供と繋がる機能

支援が必要な子どもとの「出会い・繋がり」を通して適切な支援、機関等に繋げていく、地域の子ども包括支援体制のハブとなる機能

  • 子供を支える機能

居場所で過ごす時間が、子どもの気づきや育ちを支えていく機能

 

①に関しては、居場所は特定の活動内容だけに限定されない広い門戸を有し、またそうした性質も活かして、行政の幅広い関係部局との情報共有・連携体制を構築したり、積極的なアウトリーチを行ったりすることにより、多様な子どもと繋がるための強みを有すること。また、対象年齢等を広く取ることで、切れ目なく子どもを見守り、支え続けられるという点で、「繋がり続ける機能」を目指す。

 

②に関しては、居場所で過ごす時間自体や、そこで紡がれる対人関係の中で、子どもの「非認知能力」が育まれることを目指す。友達同士の交流や、支援者である大人との交わりを通して、自己肯定感、他者とコミュニケーションする力、考える力など、様々な非認知能力を育んでいくことに期待し、実践していく。